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本田技研工業/中国で新型小型車 フィット サルーン生産

2003年09月18日/未分類

本田技研工業(株)の中国の合弁会社である広州本田汽車有限公司は、中国国内市場向けに新型小型車「フィット サルーン」の生産を開始した。販売価格(5MT)は、99 800元(約150万円/ 1元=15円で換算)。9月28日より全国一斉に販売を開始し、2003年末までに16 000台の販売を予定している。
フィット サルーンは、昨年末よりタイで生産され日本を含むアジア諸国で販売されている「シティ」(日本名:フィット アリア)をベースに、中国の道路事情や使用条件に合わせた仕様の熟成を行ったもので、高い品質、信頼性、安全性に加えて、優れた走行性能、居住性・機能性、先進的なスタイリングを兼ね備えている。また環境面では、燃費の向上に加えて、欧州排出ガス基準におけるEuroIIIレベルを達成している。
中国の1.0-1.5リッターの小型車市場は、経済の成長に合わせて急速に拡大しており、今年1-8月の販売実績は17万台を超え、前年比でも119%増と大きく伸びている。
これまで「アコード」「オデッセイ」といった上級車種の拡販を進めてきたが広州本田は、「フィット サルーン」の投入により小型車市場に参入し更なる拡販を狙う。
また、今回の「フィット サルーン」は、SRSエアバッグシステムやブレーキシステムといった部品についても現地での調達を行なうなど、現地調達率は約80%を達成、量産効果とも相俟ってコスト低減している。
広州本田は、アコードの生産に加えて2002年4月にオデッセイを追加、さらに今回の「フィット サルーン」の生産開始により、年間生産能力についても、2004年春には現在の12万台から24万台へと拡大する。
2002年の生産実績は約59 000台、操業開始から2003年8月末までの累計生産販売台数は220 000台を超えている。また、2003年は117 000台の生産を計画している。
販売面では、中国初のメーカー独自の販売・サービス店網となった「四位一体」の販売サービスネットワーク(販売・サービス・アフターパーツ・マーケット情報のフィードバック)を、2003年末までに現在の約160店から約200店にまで拡大する予定。

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