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武田薬品工業/医薬営業本部が新体制に移行

2003年09月25日/未分類

武田薬品工業(株)は10月1日、全国84営業所を156営業所体制に再編する新しい医薬営業本部体制に移行する。
近年、EBM(Evidence-Based Medicine : 科学的根拠に基づく医療)の注目度が増し、医薬情報
担当者(MR)には、自社の製品に関する情報はもとより、関連疾患も含めたより高度な知識の習得が期待されている。
また、医療第一線におけるITの浸透に伴い、あらゆる情報が全国の医療関係者、患者にまで
瞬時に伝わるようになったこともあり、MRによるFace to Face活動も一段とスピードアップが要求
されている。
医療機関においても、専門性や機能を明確にし、医療機関同士が連携することで、よりよい医療を提供する流れが急速に進んでいる。
このように、激変する国内の医療環境にいち早く対応し、重点領域においてNo.1活動を実現する
ために、組織変更を実施する。
新体制の概要
1.156営業所体制 ~営業所の数を現行の84営業所から156営業所に再編~
・一つの営業所が管轄するエリアを細分化し、より市場に密着した情報活動を実施することで、医療連携を始めとした地域医療に貢献。
・営業所毎の所属MRを10名程度とし、営業所長がMRに対してきめ細かい教育・指導を直接行うことで、MRの質の更なる向上を目指す。
2.組織のフラット化 ~チームリーダー制を廃止し、よりフラットな組織を実現~
・階層を削減することにより、情報伝達、新しいナレッジ共有のスピードを更にアップさせ、多様化・迅速化する医療関係者のニーズに対応する。
・現体制において情報活動と部下の指導・育成という二つの役割を担っているチームリーダーは、新体制ではMRの最高位にあたるエキスパートMRとして情報活動に専念し、これにより情報活動の強化が大いに期待できる。

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