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アスクル、SAPジャパン/間接材電子購買分野のソリューション協業で合意

2003年09月25日/未分類

アスクル(株)とSAPジャパン(株)は、国内における間接材電子購買分野のソリューションにおいて協業することに合意した。
この結果、SAPジャパンが提供しているEBPを導入している企業は、アスクルが取り扱う文具・生活用品等のMROの購入が可能となり、EBPコンポーネントを導入している企業にとっては、いち早く間接材における購買業務の効率化を行い、コスト計画や統制などの購買管理力を強化していくことが可能となる。
昨今企業間取引において、大企業を中心にe-プロキュアメント(e-procurement)と呼ばれる電子購買システムを利用した発注形態が急速に浸透しつつある。
企業購買の電子化は、購買にかかわるトータルなコスト削減の効果的手段として、様々な企業間取引に普及することが見込まれ、この動きは事務用品などの間接材領域から、直接材や設備に関わる購買領域へと急速な広がりをみせている。
オフィス用品デリバリーサービス業のアスクルは、いちはやくこの電子購買分野に注目、1997年からインターネットによる受注を開始した。
2001年にはインターネットによる法人向け一括購買システム 「アスクルアリーナ」のサービスを開始するとともに、電子購買を目指す企業を対象とした電子カタログを通じたe-プロキュアメントサービスを開始。
その豊富なコンテンツとサービス品質の高さは、e-プロキュアメントを目指す顧客企業から高い評価を得ている。
一方、SAPも他社に先駆けてこの分野に着目し、先進的な電子購買関連製品を提供し、最新ソリューションであるmySAP SRMでは、このような電子調達による業務効率化だけではなく、さらに適切な仕入先選定やその関係の維持、購買分析力向上による監査力の強化、購買業務の標準化、透明化の促進といった戦略的購買管理業務を実現する。
今回の協業は、これまで両社が目指してきた戦略的購買のシステムモデルを促進するもので、SAPジャパンの国内企業への戦略的購買ソリューション導入の実績に基づいた豊富なノウハウと、アスクルが蓄積してきたオフィス用品販売におけるノウハウの集積が、より進化した企業購買システムを実現し、顧客への利便性に貢献するとみている。
今後両社は、共同セミナーの開催や拡販協力等を行いながら、アスクルが持つ幅広い間接材コンテンツとSAPジャパンが提供するmySAP SRMのもつ豊富な購買管理機能を融合し、企業購買業務全体の改革実現に向けたソリューションの提供を積極的に推進する。

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