日野自動車/大型セミトラクター「日野スカニア」シリーズ新発売

2003年09月28日 

日野自動車(株)(以下:日野)はスウェーデンのスカニア社との提携により開発した大型セミトラクター「日野スカニア」シリーズを9月25日より全国の日野自動車販売会社から発売した。
「日野スカニア」トラクターは欧州のトップブランドであるスカニア車を日野の商品レンジに加えることにより、ラインアップを充実させ、多様な仕様ニーズに応るも。
「日野スカニア」トラクターはスカニア社のモジュラーシステムにより、既存のモジュールを有効に活用し、最小限の開発時間、投資で日本仕様車の製造を実現したもの。
また「日野スカニア」シリーズは、スカニア製トラクターをベースに、日野・スカニア両社により日本の保安基準に適合すべく開発し、新型自動車として国土交通省に届出、現行排ガス規制対応輸入トラック(GVW3.5t以上)として初めて認可を取得した。
日野は2002年3月にスカニア社との協業を発表、今回の「日野スカニア」トラクターの開発・発売は協業の成果の第1号となる。今後、スカニア社との協業をさらなる商品の相互補完や環境技術ノウハウの分野等へ広げていく。
車両の特徴
1.優れた低燃費と高出力を実現
・エンジンは新開発OHV直6ターボチャージャ-とターボコンパウンド(エネルギーロスを再利用する効率的な機構)を装着した低回転、高トルクのDT12型440PS(11.7・)エンジンを搭載。
・優れた低燃費と高出力を実現。
・平成11年排出ガス規制と自動車NOx・PM法に適合。
・DT12型はPM0.07g/kwh、黒煙4%と新短期排ガス規制値 (PM=0.18g/kwh、黒煙=25%)を大幅に下回る優れた環境性能を有している。
2.低燃費トランスミッションの採用
・電子制御セミオートマチック12段(オプティクルーズ)を搭載。
・低回転、高トルクのDT12型エンジンとの組合せにより抜群の低燃費を実現。
3.安定した制動力を確保するリターダーの採用
・スカニア独自開発の流体式リターダーを装着。
・通常走行時の制動の90%をカバーできるクラストップレベルの制動能力により、下り坂で安定した制動力を確保するとともに高い安全性を実現。
・またブレーキライニングの消耗が最小限となりライニング交換コストの削減も同時に可能とした。
・さらに運転時の疲労軽減につながる自動制御(ブレーキペダルと連動)またはレバーによる操作を可能とした。
4.空力特性・安全性に優れたキャブの採用
・空力特性に優れた、重厚なヨーロッパスタイルのキャブデザインを採用。
・欧州の衝突安全試験の基準となったスウェーデン法規をクリアした高剛性キャブにより乗務員の安全性の更なる向上を達成。
・室内は人間工学に配慮した、操作しやすく長距離走行でも疲れないデザインとしている。
5.防錆効果の高いシャシーフレームの採用
・粉体塗装により優れた防錆効果と高い塗装品質を実現。

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