日野自動車は1月28日、トラック車両と運行管理者とのリアルタイム双方向通信・高度運行サポートを行うテレマティクス商品「ひのこんぱす」に専用のデジタルタコグラフを新発売した。
ひのこんぱすは2008年8月に運行管理、省燃費運転支援、安全運転支援などの機能を持つシステムとして発売しており、ひのこんぱす専用のデジタルタコグラフを追加装着することにより、国土交通省認定の法3要素(速度、距離、時刻)のデータを、ひのこんぱすの運行管理データと連携して管理できる。
管理用パソコンの同一画面上で両データの同時管理ができるため管理操作を簡略化でき、ドライバーや運行管理者の負担軽減や作業効率向上につながるもの。
なお、デジタルタコグラフは、矢崎総業とシステックとの共同開発によるもの。
価格はデジタルタコグラフ車載機が52,500円(税込み、取付費・取付部品費別)、メモリーカード15,750円、解析ソフト25,200円、メモリーカードリーダー52,500円で、年間800台の販売を見込んでいる。