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イチネン/環境配慮型発電式インバータ冷凍装置搭載のトラックのメンテナンスリース業務開始

2003年10月05日/未分類

(株)イチネンは、東芝キヤリア・トランジコールド(株)との提携により、同社の発電式インバータ冷凍装置搭載のトラックのメンテナンスリース業務を開始した。
同製品は、環境に配慮した製品であること、メンテナンス経費の大幅削減が可能なことなど、様々な特徴を備えている。
製品の特徴は、
1. 環境にやさしい
停車時にアイドリングをストップしても保冷が可能なため、騒音や排気ガスを防止でき、エンジンルームから冷媒回路を除き、フロンガス排出を減少。スマートエコロジーと安心温度管理を実現した。東芝発電式(三電源)冷凍装置は、画期的な次世代型冷凍装置。
2. 三電源方式
1つのコンプレッサ(完全密閉型ロータリーインバータコンプレッサ)を3つの電源(発電機・バッテリー・市中電源)で駆動させる構造からなり、様々な特徴を持っている。
3. メンテナンス経費の大幅削減
高温で多振動のエンジンルーム内から最も故障の多い圧縮系部品(コンプレッサ・クラッチ等)を取り除くことによって、ガス漏れなどの故障を半減し、フロンガスの放出も防止。メンテナンス低減、経費も燃費も大幅に削減できる。
4. 安心品温管理
渋滞によるノロノロ運転や信号待ちによるエンジンの低回転時など、走行状態に関係なく、常に設定温度を確保し、配送中にエンジンを止めてもバックアップシステムで安心の温度管理する。
東芝の最先端インバータ制御が、必要な温度を必要な時に確保する。
5. 省エネ
(1)  エンジン使用時の軽油使用量削減
バッテリーによる運転ができるため、配送停車時のアイドリングストップが可能になる。これにより従来機種に比べ17%軽油使用量が削減でき、インバータによるソフト始動の効果として12%削減、逆にバッテリー充電等のロス2%を差し引いても、年間で27.8%の軽油使用量削減効果がある。
(2) 夜間冷却時の電力使用量削減
長時間運転する夜間冷却には、インバータによる能力制御とソフト始動が効果を発揮するので、年間で22.8%の省電力になる。

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