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フルノシステムズ/無線LAN802.11b対応の新マーケット創出

2003年10月09日/未分類

(株)フルノシステムズは、無線LAN802.11b対応の新機種を年末にかけて随時投入し、新規マーケットの創出を図る。
同社は、業務用無線LANシステム(無線ハンディターミナル、アクセスポイント、無線LAN構築ソフト等)のリーディングカンパニーであり、従来の無線技術(802.11規格1997年策定)において、物流・流通・FA分野を始めとする業務用分野で様々な企業情報システムのサポートを手掛けてきた。
802.11規格の無線システムから、802.11b規格(事実上のデファクト)の無線LAN市場に対して新機種を投入し、従来のマーケット以外に、新たなマーケットの創出により10億円の売上拡大を目指す。
従来、802.11規格の無線LAN市場において、製品供給を続けてきた。しかし、802.11b規格の無線LANは、企業の基幹システムを担う情報システムとして活用するには、非常に軟弱なシステムで、ワイヤレスモバイル機器の運用時間、ローミング、セキュリティ対策、エリア設計、無線規格どうしの干渉の問題等で、安全・安心なシステム運用の実現を保証できるものではなかった。
長年の無線LAN構築のノウハウを生かし、802.11bの問題点の克服ができ、企業基幹システムの安全なサポートの実現が可能になったことから、新たな802.11b対応の新機種投入に踏み切った。
同社の製品ラインとして、次世代情報端末finpad(フィンパッド)シリーズを投入しているが、年末にかけて、802.11bの製品ラインの拡充を実現し、業務用無線LAN市場においての主導権の確立を目指す。
また、製品・サービスのコンセプトとして、「セーフティ・スタイル」を掲げ、他社無線LANメーカーとの明確な差別化を図っていく。
大きな特長として、セキュリティの強化、ネットワークマネジメントによる安全な運用管理、モバイル機器のスケーラビリティの追求を掲げ、安全・安心に運用できる無線LANシステムを提供していく。
無線LAN市場(コンシューマ市場)においては、競争激化で淘汰の動きも加速しているが、業務用無線LAN市場においては、無線機器開発や無線システム運用において、高度なノウハウが必要なことから、特定マーケットでのリードが可能であり、企業情報システムのネットワークを含めたモバイル・ワイヤレスシステムのサポートに全力を尽くしていく。
今後、802.11b(a、g、i)規格以降の無線LAN市場におけるモバイル機器の活用は、急速に普及していくことが予想される。今回の発売によって、当社は新たなマーケットの創出を図り、それぞれの業種業態に適応した最適なワイヤレス・ソリューションを、最適なかたちでトータルに提供していくことが可能となる。
■IEEE802.11 無線規格について
無線LANの規格の名称であり、無線ネットワークについての技術を決める米国の委員会の名称で、1980年の2月からその活動が始まったため、呼ばれる。初期の策定は、1997年のIEEE802.11が最初で、2.4GHz帯の周波数を利用し、最大速度2Mbps。
その後、802.11のしくみを改良し、2.4GHz帯で、11Mbpsまで伝送速度を向上させたのが、802.11bの規格。
現在、無線LANとしてノートパソコンや家庭内無線LAN、ホットスポット等で普通に使われているのが、802.11b規格の製品であり、事実上のデファクトスタンダードになっている。
また最近では、周波数帯5.4GHz帯を利用して伝送速度54Mbpsとなる802.11aや802.11bとの上位互換性を持つ802.11g(伝送速度54Mbps)の無線規格がある。
問い合わせ先
株式会社フルノシステムズ 
企画広報室
広報担当:鈴木/西村
〒130-0026 東京都墨田区両国3-25-5 両国第一生命ビル
電話03-5600-5111
e-mail:webmaster@furunosystems.co.jp

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