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住友重機械工業/極低温冷凍機事業の強化

2003年10月13日/未分類

住友重機械工業(株)はダイキン工業(株)から、ダイキン工業が保有する極低温冷凍機事業を営業譲受ける。2004年3月末までに事業移管を完了し、4月1日より当社の事業としてスタートする。
住友重機械工業は精密制御機械・コンポーネント事業を成長分野として捉え、その一つである極低温冷凍機事業の充実を図っている。ダイキン工業の極低温事業は、優れた圧縮機技術を基盤とし、4K(4ケルビン=-269℃)領域では突出した大容量冷却性能を持つGM-JT冷凍機をはじめとしたユニークな極低温ならびにその応用技術を築いている。
ダイキン工業の持つ技術、製造ノウハウを譲受けることにより、技術基盤、新製品開発力を強化し、現在の医療装置、半導体製造装置分野での応用に加え工業プロセス、エネルギー領域等への製品領域の拡充拡大を図っていく。
極低温冷凍機は、超伝導材料の冷却、X線・赤外線素子の感度向上および低温領域での物質特性を利用するために極低温を発生させる装置。最近ではMRI用等の医療分野、NMR等の生物化学分析装置、赤外線検知装置、クライオポンプ、半導体製造装置等への応用分野が広がっている。
今回の営業譲受けにより、極低温事業関連の海外子会社を含めたグループの競争力も高め、04年度に売上100億円を目指す。

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