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全日本空輸/国内深夜貨物定期便の運航開始

2003年10月25日/未分類

全日本空輸(株)は、国内線用旅客機材を活用した国内線深夜貨物定期便の運航計画を国土交通省に申請した。
9月1日に 「大型トラックに対する速度抑制装置の義務づけ(90キロ規制)」が施行され、さらに10月1日(水)から首都圏1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)において「ディーゼル車排ガス規制」が実施されている。
これに伴い、顧客ニーズに対応すべく、11月5日より B747-400型機を貨物 搭載量で上回るB777-300型機を東京(羽田)=札幌(新千歳)間に1日1便(1往復)投入し、深夜貨物定期便の運航を開始する。
多くの企業がSCMを導入し、在庫を持たない定時配送方法により生産ラインの効率化を図っていることや、商品サイクルの早いIT・精密機器・電子部品などの高価額品をはじめ、鮮度により商品価値が左右される農水産物・花卉(かき)類等においては、速達性の追求が行われている。
これら荷主ニーズへの対応として、羽田空港の深夜枠を活用した貨物定期便を通年運航でスタートし、スピード面の優位性が高い航空貨物サービスの強化を図っている。
■概要
運航開始日 2003年11月5日(水)
スケジュール NH8551 東京(羽 田) 01:05発 → 札幌(新千歳) 02:45着
NH8552 札幌(新千歳) 01:30発 → 東京(羽 田) 03:10着
使用機材 B777-300型機
搭載量・需要見込み 約20~25トン/1便あたり (搭載可能コンテナ数 44台 (参考 B747-400 30台))
需要見込み 約14 000トン/年

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