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杏林製薬/営業力強化を目指しCRM導入

2003年10月25日/未分類

オニックス・ソフトウェア(株)(以下:オニックス)は、杏林製薬(株)が、営業部門でオニックスのCRM製品Onyx Employee Portal(以下:OEP)を導入し、このほど本稼動を開始したと発表した。
同システムは、MR(メディカル レプレゼンタティブ)に対する業務・情報支援と社内情報システム基盤を強化するもの。MRの訪問履歴・スケジュールを一元管理して営業活動の効率化を図るとともに、ユーザー、製品、副作用、卸、MR活動履歴、競合社などの情報への社内アクセスを簡便化し、複数部門間での情報共有を実現する。システム構築は、オニックスと富士通(株)が行った。
杏林製薬では、2002年6月に策定した情報システム戦略の中で「Next Generation KYORIN Information Collaborated System (KICS)」プロジェクトを発足。社内情報共有化と活用、経営方針決定のための迅速な情報収集、部門間コミュニケーション活性化のために全社規模でシステムの再構築を遂行しました。オニックスのOEPは、そのうちの営業支援システムとして導入されたもの。
主な活用方法
JD-NET(卸業者の売上データフォーマット)、アルトマーク(医療施設データなど)、など製薬業界標準の情報技術をオニックスに連携。医療施設・医師、営業活動についての各情報を相互活用可能に。
MR訪問予定入力、臨床試験・副作用情報や学術情報検索、病院別売上げや訪問予定消化実績照会、ユーザーについての基本情報確認、MR同士の情報交換など、従来社内の複数システムに分散していた機能を単一のMR用ポータルに統合。
MR、支店長、所長、特約店担当者、その他社内スタッフ、など各役割に応じたポータルサイトの構築。
MRは所長の指示をもとに訪問ターゲットを選択。適正な訪問先や目標値を登録・管理し、行動の計画と結果を日報形式で入力する。上長は全MRの行動を確認でき、訪問頻度や目標達成率を分析し、戦略を立案。
システム導入により期待される主な効果
「営業戦略に基づいた計画立案→訪問→活動分析」の流れの統合とシステム化により、営業プロセス改善、営業力強化。
ユーザー情報の一元管理によるタイムリーな情報の提供
営業支援に関る様々な情報が統合整備され、MRは顧客である医療施設・医師への迅速な対応と的確な情報提供ができるようになり、顧客満足度が向上。
役職に応じたポータルサイトの実現で、上司/MR間、MR同士間、MR/管理部門間のノウハウを共用し、MRの生産性向上と、能力の高度化・専門化。作業量の軽減/使いやすさ/スピードの向上
以上により、全社的な売上げ増、コスト減少、ビジネススピード向上を実現。
オニックスが選択された理由として、以下のようなことが挙げられる。①テクノロジーの信頼性・拡張性、②シームレスな統合型CRMスイート、③カスタマイズとインテグレーションの容易性、④CRM導入成功の実績、⑤オニックス社の強力なコミットメント。

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