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佐川急便、住友商事、京泰実業(集団)/宅配便合弁会社、中国・北京で10月28日開業

2003年10月25日/未分類

佐川急便(株)、住友商事(株)、中国・北京市政府傘下の投資会社である京泰実業(集団)有限公司の3社合弁による宅配便事業会社「北京住商佐川急便物流有限公司」(本社:中国・北京市、総経理:高橋敏浩)は、10月28日より北京市内と華北地区、北京-上海間で宅配便サービスを開始する。
佐川急便と住友商事は、昨年8月に上海で中国初の宅配便事業会社「上海大衆佐川急便物流有限公司」を設立、今年1月から営業開始しており、本件は中国進出第2弾となる。
北京住商佐川急便は、日本と同様にセールスドライバー制度を導入し、ドライバーは集荷・配達業務以外に営業活動を行い、インターネット上での荷物追跡サービスや代金引換サービス、時間帯配達サービスなど、日本市場で培われた高度な宅配便事業ノウハウを2008年の五輪開催に向け加速度的な経済発展が期待される首都・北京に初めて導入する。
拡大傾向にある小口貨物配送需要(BtoB、BtoC)を取り込むことで、5年後(2008年)に6 000万人民元(約9億円)の売上高を見込んでいる。
佐川急便と住友商事は、今後一層の連携強化を図り、戦略的パートナーとして国内外で積極的に物流事業を展開していく。
新会社の概要
1.社名:北京住商佐川急便物流有限公司(BeijingSumishoSagawaLogisticsCo. Ltd.)
2.設立:2003年6月25日
3.本社:北京市朝陽区東四環南路甲1号
4.役員:総経理(社長)高橋敏浩(佐川急便)、副総経理(副社長)山田豊(住友商事)住友商事から
董事長(会長)、副総経理(副社長)を含む董事3名、佐川急便から総経理(社長)を含む
董事2名、京泰実業から董事2名の計7名
5.資本金:3 000万人民元(約4億5 000万円)
6.株主:佐川急便グループ(35%)、住友商事グループ(35%)、京泰実業グループ(30%)
7.事業:北京市内及び省間の小口混載貨物配送
8.従業員:73人(うちセールスドライバー:48人)
9.保有車両:50台(2トン車:40台、0.7トン車:10台)
10.取扱予定個数:12万個(初年度)
11.サービス:
(1)荷物問合せ
全ての荷物について、セールスドライバーが携帯情報端末「PDT」を用いて送り状のバーコードを読み取り、ホストコンピュータで管理しますので、常に荷物の所在地を把握でき、問合せに即座に対応できる。
(2)インターネット荷物追跡サービス
ホームページにアクセスし、送り状記載の問合せNo.を入力するだけで、荷物所在地が確認できる。
(3)代金引換サービス
商品代金をセールスドライバーが配達時に荷受人より預かる。
(4)即日配達サービス
急ぎの荷物は集荷した当日に配達する(エリア制限あり)。
(5)時間帯指定・配達日指定サービス
指定の時間帯または指定日に配達する。
(6)荷物一時保管サービス
荷物を一時保管し、出荷指示に基づき配達するので、ストックポイントとして利用できる。
(7)貴重品手渡しサービス
高価品・重要書類等の貴重品は配送センターで厳重管理、一般荷物と識別し手渡しで仕分け・配送する(有価証券は除きます)。
(8)受領印FAXサービス
配達済受領書を指定の場所へFAXしますので、荷受人を確認できる。
(9)その他特別サービス
業務内容に合わせた特別サービス(「無梱包配送」、「検品・納品書回収」、「夜間配送」など)を提供。

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