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日本油脂/食品新工場建設

2003年10月29日/未分類

日本油脂(株)は、神奈川県川崎市川崎区千鳥町に、食品新工場を平成16年6月稼動予定で建設している。
既存の王子工場から川崎市千鳥町に原料油脂精製設備から食用加工油脂製造設備、立体自動倉庫までの一貫した新工場を建設し、生産拠点を移すこととした。
新工場は、同社の千鳥工場に隣接し、東側が大師運河と接する取得済みの土地の一画で、土地(約15,000㎡)に、延べ床面積(約16,000㎡)の食用加工油脂製造設備を新設する。
新工場は原料油脂精製設備、マーガリン、ショートニングなど食用加工油脂製造設備と立体自動
倉庫から成っており、製造能力は36,000トン/年産、投資額は90億円。既存の千鳥工場と一体化し、シナジー効果を創出する。
新工場の概要
面 積 敷地:約15 000 ㎡(約4 500 坪)、
延べ床面積:約16 000 ㎡(約4 800 坪)
生産品目:食用加工油脂(マーガリン、ショートニング等)
主要設備:原料油脂精製設備、食用加工油脂製造設備
(製造能力:36 000 トン/年産)
立体自動倉庫
竣工予定:平成16年6月
投資額:90億円
新工場の特徴
食の安全と安心への要求にお応え出来る工場
① HACCP の導入と品質保証体制の強化
衛生管理面から、作業場の環境を清浄区域、準清浄区域、その他区域の3段階にゾーニング。充填室を中心とした清浄区域は、クリーンなエアーを入れ陽圧とし、環境を清潔に保ち、作業室内は、異物混入や二次汚染の防止を考慮した機器配置、配管設計となっている。 また集中管理室から遠隔操作で工程管理を行い、殺菌条件を始め、設定条件を十分に満足したことを確認したのち次工程に進むようにプログラム化されている。
② トレイサビリティー
全ての使用原材料は入荷した時点から情報化されたバーコードによって管理し、使用された原材料名、ロット番号や製造条件、製造実績などの履歴が追跡可能となっている。
③ 立体自動倉庫
熟成室と立体自動倉庫は、段階別の温度に常時設定され、それぞれの商品に最適な温度で出荷まで熟成・保管され、立体自動倉庫や荷捌き場は、外気温に影響されることなく温度管理され手いる。

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