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日立製作所/自動車用スターターの製造・販売会社を中国上海市に合弁で設立

2003年11月01日/未分類

(株)日立製作所と上海海立(集団)股有限公司(以下:海立集団)は、自動車用スターターの製造・販売を目的とした合弁会社「日立海立汽車部件(上海)有限公司(仮称、以下:新会社)」を、中華人民共和国(以下、中国)上海市青浦輸出加工区に2003年12月に設立する。
新会社は2005年1月に生産開始予定で、出資比率は日立が67%、海立集団が33%。
日立は、スターターなどの電装品や制御機器、ハイブリッド電気自動車用主要機器を扱うなど、自動車機器事業において優れた実績と技術を有している。
また、海立集団は、家庭用エアコンのコンプレッサのほか、除湿機や冷蔵庫用のコンプレッサを低コストかつ高品質で製造するなど、低コストでの量産実績を有している。
日立と海立集団は、1993年に家庭用エアコンのコンプレッサの合弁会社である「上海日立電器有限公司」を設立するなど、従来から友好関係にあり、日立のスターター設計・製造技術と、海立集団の低コスト量産技術という互いの強みを生かし、グローバルで競争力のあるスターターを生産することで合意に至り、新会社を設立することとした。
新会社は、沿岸近くの上海市青浦の輸出加工区という特徴を生かし、価格競争の厳しい機器を集中生産して輸出する、輸出基地となるほか、今後拡大する中国需要にも対応する予定で、すでに中国内外の顧客からスターターの引き合いがあり、2006年には、年間約70億円の売上を目指す。
■新会社の概要
会社名 :日立海立汽車部件(上海)有限公司(仮称)
董事長:(非常勤)石川 芳壽(現:日立製作所オートモティブシステムグループEP本部長)
総経理:(常 勤)安嶋 耕(現:日立製作所オートモティブシステムグループEP本部エンジン始動システム設計部長)
所在地:中華人民共和国上海市青浦輸出加工区
資本金:21百万 USドル(約22億円)
出資比率:株式会社 日立製作所67%、上海海立(集団)股?有限公司33%
事業内容:自動車用スターターおよびスターター部品などの製造・販売
生産開始:2005年1月
生産品目:自動車用スターターおよびスターター部品ほか
売上規模:約70億円年(2006年見込み:決算期12月)
従業員数:約600名(2006年末見込み)
 

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