コニカミノルタ／情報機器事業の生産戦略・調達を中国にシフト

コニカミノルタグループのコニカミノルタビジネステクノロジーズ（株）は、中国地域の重要性を考慮し、中国（深セン）において同社の取引先約350社を対象に生産戦略と調達基本方針の説明会を実施した。
現在、コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社は、香港に本社を置く生産子会社、Konica Minolta Business Technologies Manufacturing(HK)Ltd.（以下BMHK）の管理の元に広東省の布吉と石龍に生産拠点を有している。
同社はその機器生産量の約80％を既に中国地域にシフトしており、コスト競争力強化と為替変動への対応力の向上を進め、ことし8月にはメカ・エレキ部品の調達代行やエンジニアリング調達の実践等調達機能の強化を目的にＢＣＳＺを設立し、布吉・石龍両工場の部品調達業務を開始した。
将来的には生産設計や取引先への技術支援も視野にいれた展開を図っていき、同社の生産戦略や調達方針説明と合わせて、中国生産重視の姿勢をステークホルダーに対して訴求した。