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コニカミノルタ/大径感光体の生産能力増強へ新ライン増設

2007年12月03日/物流施設

コニカミノルタビジネステクノロジーズは11月29日、プロダクションプリント分野向け大径感光体の生産能力増強のため、生産ラインの増設を発表した。

コニカミノルタでは、生産子会社であるコニカミノルタサプライズでMFP・プリンタ用感光体を生産しているが、コニカミノルタサプライズ内の生産工場を拡張し、プロダクションプリント分野向け大径感光体の生産ラインを新たに増設することで、大径感光体の生産能力を現在の年間120万本から最大240万本に増強する。

主にプロダクションプリント分野、企業内印刷分野で、市場の拡大が顕著となっており、主要消耗品として、高速出力に適した大径感光体の需要増も見込まれていることから、需要に対応するための生産能力確保が重要課題となっていた。

コニカミノルタサプライズ内で生産する感光体は、耐摩耗性を向上させた表面層を持つ独自開発の高機能型。コニカミノルタの保有する銀塩写真フィルムの塗布技術を活用した独自の生産方式で、品質と生産性を高い水準で確保し、感光体の安定供給につなげる。

今回の生産ライン増設で大径感光体の年間生産能力は倍増し、デジタル印刷市場の拡大に対応した生産と供給が可能となる。

大径感光体生産新ライン概要
建設地:山梨県甲府市宮原町303(国母工業団地内)
生産品目:高機能大径感光体
生産能力:年間120万本
着工:2007年12月
稼動:2009年3月

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