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パルタック/「RDC東京」竣工、関東圏物流集約

2003年11月16日/未分類

(株)パルタックが関東地区における大規模ハイテク物流拠点「RDC東京」が竣工し、11月下旬から試験稼働を開始し、1月下旬から本稼働の予定。
全国10番目(関東では群馬、横浜に次ぐ3番目)のRDCとなる同センターは、東京駅からJR京葉線でわずか15分(舞浜駅)、ディズニーランドにほど近い千葉県浦安市千鳥の企業団地内にあり、湾岸道路「浦安」出口にも近接した至便な立地。
4階建て延べ床面積1万坪、年間最大出荷額は700億円(稼働時300億円)とRDC近畿に次ぐ規模で、関東1都6県の200企業4000店舗をカバーし、従来の越谷物流センターと千葉支店は同RDCに集約する。
営業エリアは関東1都6県で、総保管パレット数1万パレット(内、自動倉庫に3820パレット)。営業店舗数は200企業4000店舗で、越谷物流センターと千葉支店を集約する。取扱アイテムは2万SKU。
設備は、次世代のEDI・SCMに対応した新物流システムを基本とし、オペレーションの標準化でいっそうの効率化を推進している。
関東エリアでのRDCの完成により、同社の営業・物流システムも全国的な標準化が完成することで、流通トータルをサポートするサプライチェーンの構築がほぼ完成し、物流拠点のさらなる集約化も含め、関東商圏での顧客へのサービス向上と売上拡大に備える。
構造は1階がケースピッキングエリアと店合わせライン、オートカートンカッター、再検品、破材圧縮機など、2階は事務所、3階はピースピッキングエリア、4階は返品処理エリア(毎時5400ピースを処理するソーター/100シュート)で、徹底したローコストと高度なテクノロジーで、ファイブナインの納品精度を実現している。
なお、同RDC内には初めてパレット自動倉庫整備された。ケース出荷比率の高い関東市場に対応したもので、3820パレットの保管能力、1時間200パレットの出荷能力を有している。
また、これまでは単なるゴミとして処分していた空ダンボールを有価物(資源ゴミ)に変える空ダンボール箱圧縮梱包機(1時間に3㌧を処理)も初めて導入した。
■RDC東京の概要
住所:〒279-0032 千葉県浦安市千鳥12-15。電話047-305-7211番。
規模:敷地面積2万4750㎡(7500坪)
建築面積1階1万0659㎡、2階396㎡、3階8184㎡、4階8184㎡、自動倉庫5577㎡
延床面積3万3000㎡(1万坪)。
投資額:60億円(内訳は土地30億円、建築20億円、物流機器8億円、その他2億円)。
設備:冷暖房完備(事務棟・物流センター内)、SPIEC(バラピッキング無線カート)110台、RIP-B(無線式ピック・トゥ・ベルト)4レーン、SCAP(無線フォークリフト)13台、SRAV(無線入庫カート)10台、垂直搬送機(空オリコン搬送用)1基、オートカートンカッター(段ボール自動開梱機)4基、オリコンスタッカー(折コンテナー自動積み付け装置)4基、ADELS(ケース店別仕分け装置)8基、自動倉庫(自動パレット入出荷・保管)5レーン、仕分けソーター(返品仕分け)1基、空段ボール箱圧縮梱包機1台、ドッグボード4基、ドッグシェルター32カ所、他各コンベア(補充・出荷・破材・空オリコン補充)。

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