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中山製鋼所/産業廃棄物の適正処理・リサイクル事業を推進

2003年11月23日/未分類

(株)中山製鋼所は、産業廃棄物の適正処理・リサイクル事業に取組む。また、本事業計画は大阪府が平成15年3月に策定した「大阪エコエリア構想」で評価を受け、「当面整備が望ましいリサイクル・適正処理施設」として位置付けられた。本事業の主な施設としては、シャフト炉式ガス化溶融炉と回転炉床炉(RHF)を計画している。
シャフト炉式ガス化溶融炉は、処理困難物をはじめとする広範囲の廃棄物を適正処理し、廃棄物の保有するエネルギーは電力としてリサイクルする。
廃棄物中に含まれる不燃成分は高温溶融(1,700~1,800℃)によりダイオキシン等の有害物質も完全無害化し、スラグ及びメタルとして回収・リサイクルする施設であり、処理対象物としては混合廃棄物、自動車シュレッダー屑(ASR)、焼却灰等を計画しており、処理能力は320トン/日(160トン/日×2基)の計画。
回転炉床炉(RHF)は、当社内や周辺鉄鋼メーカーから発生する製鉄ダストを還元剤となる粉コークスや石炭と混合・成型した後、炉内にて加熱・還元し、還元鉄を製造すると同時に、亜鉛等の非鉄金属を分離・回収する施設で、処理能力は480トン/日を計画し、還元鉄は当社転炉および電気炉にて鉄源としてリサイクルする。

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