LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

矢野経済研究所/3PL市場の実態と将来展望を調査

2003年11月20日/未分類

(株)矢野経済研究所は、3PLの国内の先行事例研究や荷主側のニーズを踏まえ当該市場を分析・方向性を提示することを目的に当調査を実施した。
1.調査対象:3PL関連企業、荷主(製造業・卸売業・小売業)
2.調査期間: 2003年7月~9月
3.調査方法: 当研究所専門調査員直接面接取材及び郵送アンケート調査
調査結果サマリー
3PLとは
3PLとは物流の一括業務を荷主→物流全体の管理業者→配送・倉庫の実務業者とアウトソーシングし3者の協力体制の下でおこなう物流ビジネスである。物流合理化によるコスト削減を目的とする。一括業務の中枢機能を司るのがITである。
3PLの市場規模
今後、日本における3PL市場の形成が本格化するものとみられ、2003年度では約1兆円と推定される。今後の市場規模は、2005年度で1兆1400億円、2008年には度1兆4030億円になると予測した。また、さらに2013年には1兆8 000億円へ拡大し、現在の宅配便市場規模に近づくことが予想される。
荷主の3PLに対する意識
荷主へのアンケート調査結果では、「3PL」企業に必要とされる能力には、効率化・コストダウンの提案力やSCM対応は基本条件と考えられている。
また、日本の3PLの現状の問題点については、まだ荷主サイドにおける理解あるいは信頼はまだ十分得られておらず、これらの払拭が今後の課題と思われる。
3PL市場拡大のための必須条件
1.荷主と物流業者一体となったコスト削減努力
2.3PL業者と協力業者のパートナーシップ
3.SCMの強化
4.3PLの定義の明確化と荷主の業者選定、料金体系のルール作り
5.傭車等の悪イメージの払拭
なお、下記の内容で販売している。
資料発刊要綱
資料名:2003年版 注目される3PL市場の実態と将来展望
定価:150 000円(消費税別途)
A4版160頁

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース