日本郵船／豪州アルバニーにおける植林事業へ出資

日本郵船（株）は、王子製紙（株）、伊藤忠商事（株）、（株）千趣会、東北電力（株）が共同で出資している豪州南西部アルバニー市の植林会社 APFL社に資本参加し、11月26日に契約・調印の上、2 122千豪ドルを払い込んだ。出資比率は5％。
APFL社は26 000haの植林を目標に事業を展開しており、既に23 000haについて植林を行った。なお、事業期間は30年間、総事業費は約1億豪ドル。
2002年3月より植林木チップの出荷を開始しており、当社チップ船がその初荷を輸送した。
同社のチップ船隊は36隻と世界最大規模であり、わが国の製紙原料用木材チップの安定供給に貢献しているが、本事業を通じて地球規模での森林資源の保全や地球温暖化防止、地域への貢献に努めていく。