LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

味の素/タイに核酸系調味料の新工場稼動

2003年12月10日/未分類

味の素(株)は、タイに核酸系調味料の新工場を竣工した。
新工場は、コスト競争力強化と、世界的な需要増加への対応を目的に、投資額約22億バーツ(約60億円)をかけて建設し、味の素グループにとっては初の海外核酸系調味料工場。
今後は、世界の輸出拠点として製品を各国へ供給いたします。一方、日本国内では、生産品目を絞り込み、効率的な生産を行う。
核酸系調味料は、MSG(グルタミン酸ナトリウム)と併用することで、その相乗効果により、強く豊かなうま味を作り出すという特徴を持ち、スープ(即席麺スープを含む)・風味調味料をはじめ、各種加工食品に幅広く使用されている。
核酸系調味料の需要は今後も安定した成長が見込まれるため、同社は、AJI-NO-MOTOによって築き上げた17カ国にあるグローバルな販売ネットワークを活用し、この度の生産体制増強と合わせ、需要の増加に的確に対応し、収益基盤の一層の強化を目指す。
タイ新工場の生産能力は年間約3 000トン。新立地をタイにした理由は、(1)主要原料であるタピオカ澱粉の調達に適していること、(2)質の高い人的資源、(3)タイ政府等からの政策的援助(優遇税制等)、(4)タイ味の素(株)の強固な経営・技術基盤などが挙げられる。  

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース