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マツダ/マツダボンゴ」クラス初、DPF採用ディーゼルエンジン車発売

2003年12月14日/未分類

マツダ(株)は、新開発ディーゼルエンジンを採用するなどマツダボンゴバン/トラックの一部商品改良を行った。
新開発ディーゼルエンジン搭載車はクラスで初めて、ディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)を採用。
平成15年排出ガス規制(新短期規制)、自動車NOx・PM法に適合しており*2、首都圏など三大都市圏でも販売・登録することができる。
また、動力性能と燃費も従来のディーゼルエンジン搭載車と比べ大幅に向上させている。
■新開発ディーゼルエンジンの概要
1.排出ガスのクリーン化(平成15年排出ガス規制、自動車NOx・PM法に適合)
新たに開発した直列4気筒・排気量2.0リットルのコモンレール式直噴ターボディーゼルエンジン(RF-CDT型)は、排出ガス中の粒子状物質(PM)と窒素酸化物(NOx)を大幅に低減する技術を採用している。
アテンザ(Mazda6)などの欧州向けモデルに搭載している「MZR-CD」エンジンをベースに、新たに開発したDPFの追加、エンジン制御系の改良などを行った。
PM除去のために、酸化触媒とDPFを組合せた触媒担持型DPFを採用。
セラミックス製フィルターによりPMを捕集し、DPFに規定量のPMが堆積した際には、触媒の効果とコモンレール噴射システム等の燃焼制御により自動的にPM除去を行う。
またNOx低減は、「クールドEGR」による燃焼温度の最適制御と、コモンレールの高圧燃料噴射による燃焼効率向上効果を組合せることで実現している。
これらにより、このクラスで初めて平成15年排出ガス規制(新短期規制)、自動車NOx・PM法に適合させた。
2.動力性能向上(最大トルクを約30%増大)
燃料噴射圧力や噴射時期の精密コントロールが可能なコモンレール式直接燃料噴射装置と小型・高効率ターボチャージャーを採用。
従来の2.2リットルディーゼルエンジンに比べて動力性能を大幅に向上させ、また全域でフラットなトルクを実現し、積載登坂時でも扱いやすいエンジン特性とした。
最高出力は従来の58kW(79PS)/4 250rpmから63kW(86PS)/3 500rpmとしている。
最大トルクは従来の138N・m(14.1kg-m)/2 000rpmから178N・m(18.2kg-m)/2 000rpmに高め、約30%増大させた。
3.燃費向上(燃費を約13%向上)
コモンレール式直接燃料噴射装置と小型・高効率ターボチャージャーにより、動力性能と経済性を高レベルで両立している。
10・15モード燃費は、トラック・2WD・ワイドロー・ロングボディ・5MTで比較すると、従来の2.2リットルディーゼルエンジン搭載車が13.6km/リットルに対して、新型2.0リットルディーゼルエンジン搭載車では15.4km/リットルと大幅に向上させた。

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