(株)クラヤ三星堂、(株)アトル、(株)エバルスの3社(以下:本3社)は、持株会社体制への移行による経営統合基本合意を締結した。
経営統合のスキームは、平成16年4月1日を期して、株式交換制度を活用し、アトルならびにエバルスの2社をクラヤ三星堂の完全子会社とする。
平成16年10月1日を期して、会社分割制度を活用し、この時点のクラヤ三星堂を、事業持株会社とする(株)メディセオホールディングス(以下:メディセオHD)に商号変更のうえ、医薬品等卸売事業を会社分割し、この事業を(株)クラヤ三星堂(以下:新・クラヤ三星堂)を商号とする新設会社に承継する。
平成16年10月1日の会社分割により、新・クラヤ三星堂、アトル、エバルスの3社は、いずれもメディセオHDの完全子会社とする。
本3社は、平成12年11月に経営全般にわたる業務提携契約を締結し、21世紀にともに成長・発展するための経営基盤強化に向けて、経営課題に関する研究開発や成果の共同利用などを行い、医薬品の流通企業として広く社会から期待される機能の開発ならびに強化に取り組んできた。
本3社の総合力を活かし、各営業エリアにおいて築き上げてきた地域密着型営業活動の機能を保持しつつ、全国規模での営業展開と経営資源の集約による経営の効率化と企業価値の向上を実現するため、本3社は対等の精神で経営統合を行うこととした。
事業持株会社による経営統合の効果が実現するよう、その戦略、具体的な方針等については今後、経営統合委員会において詳細な検討を重ねる。
現段階での期待される統合効果
(1)医療用医薬品事業基盤の一層の強化
(2)一般用医薬品、医療機器、試薬、動物用医薬品等の再構築による事業基盤の一層の確立
(3)経営資源の集約化による経営の効率化
(4)持株会社の特性を活かした事業領域の拡大と活性化
株式交換を経て、会社分割による本3社の経営統合に係る業務を円滑・迅速に推進するため、本3社の社長を共同委員長とする経営統合委員会を組織し、その下部機関として機能別部会を設置することにより準備を開始する。
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クラヤ三星堂、アトル、エバルス/持株会社体制へ移行による経営統合
2003年12月14日/未分類
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