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三菱レイヨン/中国でアクリル系塗料用樹脂を事業化

2003年12月17日/未分類

三菱レイヨン(株)は、アクリル樹脂板製造会社として中国に設立した三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司の第二事業として、アクリル系塗料用樹脂を事業化する。
アクリル樹脂板を含む総投資額はおよそ3,500万ドルです。アクリル樹脂板とアクリル系塗料用樹脂は、ともに2005年春の稼働を目指し、アクリル系塗料用樹脂の生産能力は、3,500トン/年を予定している。
中国におけるアクリル系塗料用樹脂の市場は、汎用品を含めると現在60,000~70,000トン/年と推定され、同社が得意とする付加価値の高い高機能性用途(主としてIT、家電、自動車、オートバイなど)は、需要が急速に拡大しており、現在約15,000トンと推定され、高機能性用途は、今後年率15%以上の伸び率が見込まれている。
中国の南通市は、IT関連需要の集中する上海華東地区、北京を中心とする華北地区、香港を中心とする華南地区への何れのアクセスに優れ、アクリル樹脂板工場のみならず同市開発区には当社アクリル樹脂成形材料工場もあり、シナジー効果を引き出せる。
同社は、メタクリル酸メチル(MMA)およびその重合体であるアクリル樹脂(PMMA樹脂)を中心としたMMA系事業体をコア事業と位置付け、アップストリームからダウンストリームまで総合的且つ相互補完的な事業システム(MMAチェーン)を構築してきた。

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