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ダイワボウ情報システム/販売・物流管理システム「DIS-NETII」導入

2003年12月18日/未分類

NECは、ダイワボウ情報システム(株)(以下:DIS)から、パソコン関連商品の仕入・販売・在庫・物流などの基幹業務を行なう販売・物流管理システム「DIS-NETII」を受注した。「DIS-NETII」の受注額は約20億円で、来年8月から順次稼動を開始する。
「DIS-NETII」は、DISが扱うパソコン関連商品60万点のデータベースを中核に、支店や物流センターなど全国90ヶ所の拠点における仕入・販売・在庫・物流などの業務処理を支援するもの。
また、既存の販売店向けECシステム「iDATEN(韋駄天)」を「DIS-NETII」に統合・強化する。DISでは、「DIS-NETII」の導入により、販売店・メーカーに対する高精度かつ最新の販売情報に基づいた提案の実現やサービス品質の向上、業務の効率化などを見込んでいる。
「DIS-NETII」は、「Intel(R)Itanium(R)2プロセッサ」を搭載したハイエンドUNIXサーバ「NX7700」8台、IAサーバ「Express5800シリーズ」33台、SAN対応ストレージ製品「iStorageSシリーズ」3台、ミドルウェア製品群「VALUMOウェア」などにより構成されるオープンミッションクリティカルシステム。
主な特長
・効果的かつ効率的なマーケティング活動やサービス品質の向上を実現
商品単位での利益管理を新たに可能とすることで、利益管理の精度を向上し、効果的かつ効率的なマーケティング活動を実現する。また、BTO形式の受発注処理、土・日曜日の商品出荷処理なども可能とすることで、販売店に対するサービス品質の向上を実現する。
・外部システムとの連携にWebサービスを活用
アプリケーション開発にJavaおよび.NETを活用するとともに、外部システムとの連携にWebサービスを活用する。これにより、社内外のシステムとの柔軟かつ効率的な連携を可能としている。今後、DISでは、Webサービスを活用して「DIS-NETII」と販売店・メーカーのシステムを連携し、DISの商品データベースを外部に提供するサービスの導入についても検討していく。
・24時間365日の稼動を可能とする信頼性・可用性の高いシステムを実現
ソフトウェア基盤として、Java業務構築基盤「DiosaGlobeMCOne」やWebアプリケーションサーバ「BEAWebLogicServer」をはじめとするミドルウェア製品群「VALUMOウェア」、データベース・クラスタ技術「Oracle9iRealApplicationClusters」などを活用する。また、サーバをNECのアウトソーシングセンターに設置し、その運用保守をNECに委託する。これらにより、24時間365日の稼動を可能とする信頼性・可用性の高いシステムを実現する。
DISでは、企業価値の向上、顧客満足度No.1、シェアNo.1を経営方針としており、2005年度の売上高4500億円を実現するため、売上拡大に対応したシステム処理能力の向上、システム統合による全体最適化、販売店・メーカーとの連携を容易に実現可能とするシステム基盤の整備などに取り組んでおり、「DIS-NETII」の構築は、こうした取り組みの中核に位置付けられるもの。

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