豊田自動織機／合弁で中国に自動車用プレス金型生産会社設立

（株）豊田自動織機と六和機械有限公司（以下：六和機械）は、自動車産業の急速な成長が見込まれる中国において、自動車用のプレス金型等を生産・販売する会社を合弁で設立することに合意した。操業は2004年4月より開始。
合弁会社は、本年6月に六和機械が単独で設立した会社へ、2004年1月予定で豊田自動織機が追加出資するもので、出資後の資本比率を豊田自動織機35％、六和機械65％。
豊田自働織機は、中国において既に六和機械と合弁で、1994年8月に「豊田工業(昆山)有限公司」を設立し、自動車・エンジン・フォークリフト・繊維機械用の鋳造部品の製造・販売及びフォークリフトの製造を行っている。
また、六和機械は、アルミホイールの製造等、その他にも多くの事業を中国で展開し、中国での実績をもち、強い相互信頼関係にある六和機械と新たな協力関係を結び、品質・コスト・納期に優れたプレス金型等を生産・供給し、中国における自動車関連事業を拡充する。
■プレス金型生産会社の概要
新会社名：六豊模具(昆山)有限公司
所在地：中国江蘇省昆山市
会社設立：2003年6月(六和冲圧模具工業(昆山)有限公司)
営業開始：2004年4月
資本金：700万USドル(約7.6億円)
社長：李慶南(総経理)
事業内容：プレス金型、治具製造・販売
従業員数：120人(2005年)
生産能力：200型/年(400トンクラス換算)
売上高7億円(2008年計画)