豊田自動織機とデンソー、豊田通商の3社は12月8日、インドネシアにカーエアコン用コンプレッサー生産会社を設立すると発表した。
成長するASEAN自動車市場に対応するためで、2011年１月に設立し、2011年6月から生産開始する予定。
これまでASEAN向けにはデンソーインドネシアがコンプレッサーを生産してきた。この事業を新会社内に分離し生産を継承することで2015年度までに現在の100万台から160万台に生産を増強する。
■新会社の概要
会社名：P.T. TD Automotive Compressor Indonesia
ティーディー オートモーティブ コンプレッサー インドネシア
所在地：インドネシア西ジャワ州ブカシ県MM2100工業団地
(デンソー インドネシア ブカシ工場内)
資本金：1873億ルピア(約17.3億円)
出資比率：豊田自動織機50.1％、アストラ オートパーツ25.7％、デンソー インターナショナル アジア20.0％、豊田通商インドネシア4.2％
投資額：約20億円
事業内容：カーエアコン用コンプレッサーの製造
工場規模：建屋面積約10,000㎡
従業員数：500人(生産開始時)
生産台数：100万台/年(2011年度計画)
