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豊田自動織機/産業車両部門の機能を高浜工場に集約

2007年11月29日/物流施設

(株)豊田自動織機は11月28日、名古屋支社にある産業車両事業の国内・海外営業部門を開発・生産拠点の高浜工場(愛知県高浜市)に移転すると発表した。2008年1月から業務を開始する。国内営業部門のうち東京支社などの一部機能は、各拠点で業務を継続する。

移転により、営業部門と開発・生産部門の連携強化を図ることで、「S(安全)・E(環境)・Q(品質)・C(コスト)・D(納期)に優れた製品を提供していく」としている。

機能集約に伴い、新技術棟、ショールームを高浜工場の生産エリアに新設。これまで工場内の事務エリアにあった開発部門を、より生産現場に近づけることで、開発から生産まで一体となった活動を強化し、ものづくりの力を高める。新設するショールームでは、顧客に製品の新機能を体感してもらったり、豊富な製品群による物流改善の提案を行うなど、販売促進に活用する。

■高浜工場の概要
所在地:愛知県高浜市豊田町
操業開始:1970年
敷地面積:33万6000㎡
従業員数:2500人(11月末時点)※機能集約に伴い、12月末に営業部門240名が移転する。
生産品目:産業車両、物流システム機器

■新技術棟の概要
延床面積:1万4630㎡(3階建)
投資額:32億円
主な施設:オフィス、ショールーム

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