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東京都港湾局/大井コンテナふ頭再整備事業完了

2003年12月29日/未分類

東京港では平成16年1月1日、大井新1号バースがリニューアルオープンする。
これにより、平成8年から行ってきた大井コンテナふ頭再整備事業が完了し、既にオープンしている6バースと併せ連続7バース、総延長2 354mの規模を誇る日本屈指の高規格コンテナターミナルが全面オープンとなる。
■大井コンテナふ頭再整備事業の特色
1コンテナ船の大型化への対応
既存の8バースを7バースに再編成し、1バースあたりの延長を最大350mにするとともに、水深を-13mから-15mに増深し、ポストパナマックスの大型コンテナ船への対応を図っていく。
2ターミナル能力の向上
ターミナルの再編や桟橋の前出しにより、1ターミナル当たりの面積を約24%拡大した。
更に、施設の再配置や荷役機械の高規格化などによりコンテナ取扱能力の向上を図った。
3日本一の規模の耐震強化岸壁
新4、5、6ターミナルは、阪神淡路大震災の教訓を踏まえた耐震強化岸壁となっている。連続3バースの耐震強化岸壁と免震装置付コンテナクレーンが設置されたターミナルは、日本一の規模を誇ることとなる。
4既存ストックの有効活用
首都圏における物流機能の中枢を担う大井コンテナふ頭を、常時6バース稼働しながら再整備を行うという世界でも類を見ない大規模再整備事業。
工事にあたっては桟橋やヤードなどの既存ストックを最大限有効利用することで使いやすい施設をより早く、より安く整備することができた。

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