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キリングループ/2004-2006年中期経営計画で国内のSCM推進

2004年01月12日/未分類

キリンビール(株)は、「2004-2006年キリングループ中期経営計画」を策定した。

その中で、国内酒類・飲料事業のシナジーによる新しいビジネススキームの確立として、研究開発、生産、物流、営業の全過程で、従来の競争軸からお客様への価値提供をベースにした競争軸に移行し、非価格競争を勝ち抜く開発・提案型企業スタイルへの変革を進める。

重点市場を明確化し、家庭用量販市場に活動を集中するほか、業界取引正常化の環境づくりのためにオープン価格制度の導入を進める。

ナレッジマネジメントによる提案型営業力の強化や、商品の出荷から店頭まで流通トータルでの効率化を目指したSCMの推進、チルド商品など高価値商品の提案なども行っていく。

飲料事業との新しいビジネススキームを確立し、シナジーの拡大を目指す。

キリンビバレッジ社、小岩井乳業社との商品開発機能の集約、物流機能の統合や05年から滋賀工場で開始する清涼飲料の受託生産拡大など、インフラ構築を進める。

キリンビバレッジ社は、小岩井乳業社とチルド事業の統合を進めるほか、食品事業の統合を含めてグループ内での効率化を検討し、国内酒類事業におけるチルド物流網との連携も検討し、より強力なインフラ構築を目指す。

一方、国際酒類事業では、海外展開においての最優先課題は中国での事業基盤強化で、現在展開している上海を中心に、グループシナジーによる事業エリアの拡大を目指す。

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