味の素冷凍食品（株）は、タイにおいて、ベタグロアグログループ パブリック（株）（以下：ベタグロ社）と豚肉加工冷凍食品生産の合弁会社を2004年2月に設立するにあたり、1月15日に合弁事業契約を締結する。
同社とベタグロ社は、1995年に鶏肉加工冷凍食品生産の合弁会社（タイ味の素ベタグロ冷凍食品株式会社）を設立し、日本向け鶏肉加工冷凍食品輸出を順調に拡大している。
新会社の味の素ベタグロ・スペシャリティフーズ(株)は、ベタグロ社のSPFの飼育技術を用いた養豚 体制から供給される新鮮で良質な豚肉原料と、当社の製品開発力・加工技術力・マーケティング力を併せ、日本での売上高約40億円（2009年）を目標に、豚肉加工冷凍食品事業を新たに展開する。
新会社はタイにおいて初めての原料から製品まで一貫供給体制による豚肉加工冷凍食品輸出工場となり、日本の顧客に、高品質で美味しい豚肉加工冷凍食品を提供する。
また、この取り組みは当社の原料取組強化の一環であり、原料から製品まで自らの力で“安心品質”を実現するための施策。
