LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

三菱商事、凸版印刷/物流車両ラッピング広告「トラックアド」展開

2004年01月25日/未分類

三菱商事(株)、三菱商事パッケージング(株)と、凸版印刷(株)は、業務用物流車両の荷台側面を利用したラッピング広告(物流車両ラッピング広告)の共同ビジネス「トラックアド」の掲載エリアを、2004年1月より全国37道府県に大幅に拡大し、本格的な事業展開を開始する。

「トラックアド」は、三菱商事と凸版印刷が共同開発した新しい屋外広告メディアで、業務用の物流トラックの荷台側面部分(左右両面)を広告スペースとして活用する事業。

三菱商事と三菱商事パッケージング、凸版印刷は、最初の広告媒体提供会社として(株)ローソンとローソン店舗向けの配送用冷蔵車両トラックを広告媒体として利用する契約を締結し、昨年6月より大阪市、神戸市を中心としたローソンの56配送地域を走行するトラックでの広告掲載を実際に運用してきた。

コンビニエンスストアの配送用車両を使う広告は国内初で、2004年1月よりローソンの対象配送地域を全国37道府県の471配送地域に大幅に拡大し、本格的な事業展開を開始する。

業務用物流車両のラッピング広告は、さまざまな場所を移動する注目度の高い広告であること、配送エリアが細かく設定されているため広告の内容や訴求対象に合わせて市街地やオフィス街など最適なエリアを選択できる。

さらに、物流車両の荷台側面を利用するため大きな広告面(3トン車(最大積載量3トン以下車)で最大5.3m×2.2m×2面=約20m2)が確保できること、など物流車両の特長を活かした広告効果を得ることができる。

また、掲載費用も他の屋外メディアと比較して低価格での掲載が可能。

トラック広告が条例(屋外広告物条例)の規制されている東京都および首都圏地域などでは、広告掲載に制限があるのが現状ですが、今後の動向を見きわめながら事業を推進していく計画。

広告販売・制作・管理体制は、広告代理店への販売を中心に、三菱商事、三菱商事パッケージング、凸版印刷の既存の顧客企業にも広告出稿等について営業活動をおこなう。

三菱商事は本事業の全体統括を担当し、三菱商事パッケージングは販売を担当し、凸版印刷では媒体制作、運用管理を担当する。

売上目標は、2004年度4億円(3社合計)で、車両一台あたり年間広告料+媒体制作費約100~150万円。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース