伊藤ハム、三菱商事、米久は1月30日、包括業務提携契約を締結した。
提携の内容は、三菱商事のグローバルな調達力を活用した原料・資材の有利調達と、伊藤ハム・米久両社の強みを活かした生産体制、伊藤ハム・三菱商事・米久の三社による効率的な物流体制について、それぞれ検討する。
全国に生産・物流拠点を持ちコンシューマー商品に強みを持つ伊藤ハムと業務用商品に優位性がある米久、さらには飼料用穀物から食肉にいたるまで、グローバルな調達力を有する三菱商事の三社で、包括業務提携を結び、経営資源を有効活用する方法を協議し、実行する狙い。
同日、伊藤ハムは三菱商事が引き受けとする第三者割当増資を行い、三菱商事の持株比率は現行の3.63%から18.04%となり、さらに、伊藤研一会長より株式を取得することで、20.06%となる。