LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

NECインフロンティア/電子マネーサービスを利用したPOSシステム事業展開

2004年01月25日/未分類

NECインフロンティア(株)は、ビットワレット(株)の展開するプリペイド型電子マネーサービス「Edy(エディ)」に対応したPOSシステムの開発を行い、さまざまな業種・業態に向けに幅広く展開する。

これに先立ち、同社の第三者割当増資を引き受けることにより、同社に400株(5 000万円)の出資を行った。

NECインフロンティアは、主力POS「TWINPOSRシリーズ」を中心に、デビット・クレジットカード決済ターミナルや接触/非接触型ICカードリーダライタ、ハンディターミナル等のキーコンポーネントと組み合わせることで、各種小売店や専門店、飲食店等向けにさまざまなPOSシステムを導入してきた。

特に、非接触型ICカードリーダライタの分野では、主に欧米で広く普及していたISO/IEC14443タイプA方式や、政府の推進しているe-Japane戦略に基づいた各省庁・地方自治体の電子化に伴い導入が進められている同タイプB方式のICカードリーダライタにおいて、こ多くの導入実績を持ち、幅広い業種・業態でのニーズに対応してきた。

国内においては、ソニー(株)の開発した非接触型ICカード「FeliCaR」が本格的に普及しつつあり、特に同カードを利用し、2001年11月より本格サービスが開始された電子マネーサービス「Edy」は、すでに330万枚以上が発行されており、大手小売チェーンをはじめとする流通分野やアミューズメント分野など、幅広い分野で利用されている。

また、最近では、企業の社員証や大学等の学生証にも「Edy」が搭載されつつあり、社員食堂や学生食堂、構内売店等での電子マネーの利用も急速に広がりつつある。

このような市場環境の中、同社の得意分野である小売業や飲食業でのPOSシステム展開を図っていく上では、顧客の細かいニーズに的確に対応すべく、多様な決済手段へのタイムリーな対応が不可欠。

とりわけ、「Edy」はさまざまな分野で広く普及しつつあり、NECインフロンティアでは、これまで培ったノウハウをもとに、従来の決済手段に加え、「Edy」を利用したPOSシステムの展開を図ることにより、お客様の多様なニーズに柔軟に対応したシステムの構築を行っていく。

NECインフロンティアでは今後、POS連動型端末など「Edy」に対応したPOSシステムに加え、さまざまな業務用端末への組み込みなど、積極的に開発を進め、「Edy」に対応した各種ソリューションの充実を図り、特に高い実績を有している各種小売店や飲食店向けをはじめ、幅広い業種・業態での決済シーンに対応したシステムを展開していく。

また、「Edy」が社員証や学生証に多く採用されていることに合わせ、当社の得意分野である社員食堂・学生食堂システムへも積極的に導入していく。

今後3年間で、POS連動型「Edy」端末では20 000台、「Edy」対応社員食堂システムにおいては200システムの販売を目標としている。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース