東京都は、繁華街等における路上荷さばきの場として、民間の物流事業者や駐車場事業者とともに、既存のコインパーキングを活用した貨物車が荷さばき可能なスペースを確保する試行を行う。
荷さばきの需要が多い繁華街において、既存のコインパーキングの駐車マスを改良し、貨物車が荷さばき可能な駐車マスを神田神保町、新橋、六本木地区などで確保する。
一般車の駐車マスと区別するため、「荷さばき可」の路面表示や案内看板を設置しし、料金は一般車と同額を予定している。
実施期間は、1月29日（木）から3月31日（水）まで。
対象地区は、神田神保町、東池袋、新橋、六本木地区で合計15駐車場。
参加予定の事業者
駐車場事業者＝パーク24(株)、三井不動産販売(株)リパーク事業本部、(株)ピー・エム・トラスト、（財）東京都駐車場公社
物流事業者＝佐川急便(株)、ヤマト運輸(株)、日本通運(株)、その他都内物流事業者
本試行では、貨物車の利用実態や駐車場経営者の意向を把握し、その結果を踏まえ、引き続き物流や駐車場に係わる民間事業者が、主体的に施策の展開を図れるよう検討している。
