星光PMC（株）は、中国における製紙用薬品事業の本格的な展開を図るため、上海近郊の江蘇省張家港市に生産拠点を設ける。
中国は、経済成長が著しく、紙・板紙の需要も年率7～8％の増加が予想されており、昨年3月に発表した「中期3カ年計画」の中で重点施策として、「事業地域の拡大」を図り、具体的には2006年度に製紙用薬品の中国現地生産を開始することを掲げた。
上記重点施策の実現に向け、昨年9月2日には上海駐在員事務所を開設し、詳細なる市場調査および工場建設の立地調査を重ね、成長著しい華東地区の需要への対応および工場立地に適したインフラの整備状況等を総合的に勘案し、上海の北西約100㎞に位置する張家港保税区江蘇揚子江国際化学工業園への進出を決定した。
概要
工場建設用地
場所：江蘇省張家港市の張家港保税区江蘇揚子江国際化学工業園内
面積：約4万㎡
生産開始：2006年初
生産品目：製紙用紙力増強剤、製紙用サイズ剤他
生産量：約2万トン／年
投資額：約10億円
事業の推進計画：
2004年10月現地法人設立
2005年初工場建設開始
2006年初工場完成
