(株)ヤクルト本社は、平成14年12月からマレーシアにおいて、ヤクルトの製造工場建設を進めていたが、1月完成し、販売体制も整ったので、2月3日より、西マレーシア(マレー半島)における主要都市を中心にヤクルト(商品名:「ヤクルトAce」)の製造・販売を開始する。
マレーシアでは「ヤクルトAce」の他にライトタイプのヤクルトの製造も計画しており、このライトタイプのヤクルトをシンガポールヤクルト(現在、「ヤクルト」(100ml)のみを製造・販売)へ輸出する予定。
このマレーシアでの販売開始により、ヤクルトの海外展開は、23の国と地域に拡大される。
マレーシアでは、現在6種類のヤクルト類似商品が販売されており、同社の市場参入で、さらに市場競争の激化が予測されるが、プロバイオティクスのリーディングカンパンニーとして、ヤクルト菌の優位性を積極的に訴求し、売上の拡大を目指す。
なお、初年度の売上目標は、3万本(日の平均販売本数)で、2年後は6万6千本、3年後には、10万3千本を目指す。