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ケンウッド/東洋通信機からの無線事業承継

2004年02月09日/未分類

(株)ケンウッドと東洋通信機(株)は、2004年5月を目処に、東洋通信機の無線事業をケンウッドが承継する。

東洋通信機の社内カンパニーであるトヨコムネットワークシステムズに関する無線事業および保守子会社であるトヨコムエンジニアリングの無線保守事業(二事業あわせて従業員約50人を含む)を譲渡の対象とし、会社分割または営業譲渡によることとし、事業譲渡・承継に最も有益な方法を両社で検討する。

ケンウッドは、カーエレクトロニクス事業、ホームエレクトロニクス事業、コミュニケーションズ(無線)事業の三事業を柱に企業活動を展開し、無線事業は、同社が高周波コイルを中心とするラジオパーツの製造会社として、(有)春日無線電機商会の名のもとに創業して以来、57年以上にわたって手がけているもっとも歴史のある事業。

現在は、業務用無線機やアマチュア無線機、特定小電力無線機などの開発、生産、世界各地への販売を行っている。特に業務用無線分野では、いち早くデジタル化に取り組み、世界第2位のプレゼンスをもつ。

近年は海外向け、特に米国向けの業務用無線ビジネスが主力になっており、国内向けの業務用無線ビジネスは無線事業全体の10%前後(売上高の比較)となっているため、かねてから国内向けビジネスの拡大を目指していた。

今回の事業承継によって、東洋通信機が培ってきた国内向け業務用無線ビジネスにおける、官公庁や電力会社などに対する強力なプレゼンスとネットワーク、無線事業に関する大きなリソース、技術を承継し、国内無線事業の一層の拡大を目指す。

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