（株）壱番屋とハウス食品（株）は、中国上海市で合弁会社を設立し、カレーレストラン事業を共同で展開する。
壱番屋は、カレーハウスCoCo壱番屋のブランドおよび運営ノウハウを海外にも広げていきたいとの考えから、1994年より米国ハワイ州に出店しているが、より本格的な展開を図るために、米食習慣のあるアジア圏への進出を検討していた。
一方、ハウス食品は、1997年にオープンした上海カレーハウスレストランを通じて、中国における日本式カレーの受容性が非常に高いことを検証し、将来に向けて事業可能性が大きいことを確認している。
カレーソースの原料供給や資本関係のある両社は、お互いの考え方が一致し、共同で検討を進めてた結果、中国でのカレーレストラン事業の展開について合意した。
事業計画の概要は、出店計画3年程度を目処に約10店舗出店予定し、壱番屋が店舗の運営・管理、ハウス食品は会社運営管理全般を行う。
合弁会社の概要
事業内容：カレーメニューを中心とするレストラン経営
所在地：中国上海市
資本金予定：180万㌦
出資割合：ハウス食品60％、壱番屋40％
代表者予定：董事長瀬戸皓三（ハウス食品取締役海外事業部長）
副董事長河合尚也（壱番屋常務取締役商品本部長）
会社設立予定：2004年度中
社名：未定
