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農林水産省、日本冷凍食品検査協会 /「調理加工食品のトレーサビリティおよび情報一元化管理システムの開発」

2004年02月15日/未分類

(財)日本冷凍食品検査協会は、農林水産省の平成15年度食品トレーサビリティ開発・実証試験「調理加工食品のトレーサビリティおよび情報一元化管理システムの開発」を行った。

平成14年度に農林水産省の補助事業で開発したシステムをベースとして、さらに複雑な製造と流通過程などを要する調理加工食品に対応可能なトレーサビリティシステムの開発を行った。

本システムは、既存の複数の情報伝達方式による情報を一元的に管理し、共通した情報として検索可能な情報一元化管理のシステムとなっているのが特長。

具体的には次の2つのシステムついて開発を行った。

(1)調理加工品のトレーサビリティシステム開発
識別コードと一次元バーコードを併用した情報伝達方式により、工程が複雑な、調理加工食品(鶏肉加工品)にも対応可能とした。また中小企業でも導入可能なよう、ローコストで、運用が容易であることにも留意した。
(2)情報一元化管理システムの開発
システムや情報伝達方式(識別コード、バーコード類、ICタグ)にフレキシブルに対応し、共通のデータベース化により必要に応じてフードチェーンに関わる全ての事業者に共通した情報を提供する事が可能な情報一元化管理システムとした。

実証試験は、(1月26日~3月10日)、(株)A.B.C.フーズ滝の里工場において製造される鶏肉加工品を対象として、本実証試験で開発した情報の紐付けに識別コードと1次元バーコードを併用したシステムの実証を行っている。

(株)NTTデータの情報一元化システムに上記フィールドより、異なる情報伝達方式(識別コード、一次元バーコード、二次元バーコード)で入力された情報をフィールドでCSV変換してINDEXコードに置換しDB化することにより、その経路を紐付けて表示し、そこに示された各DBにアクセスすることでより詳細な情報を入手できる事を実証する。

連絡先
財団法人日本冷凍食品検査協会検査事業本部検査企画部
住所:東京都港区芝大門2-4-6豊国ビル4階
電話:03-3438-1414
FAX:03-3438-2747
E-mail:s_nakasha@jffic.or.jp
担当者:中舍(なかしゃ)

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