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キリンビール/購買情報システム刷新

2004年02月26日/未分類

富士通(株)と三菱商事(株)は共同で、キリンビール(株)の新購買情報システムを構築した。

富士通は、食品業界では初となるSAPの購買管理ソリューションmySAPSRMTMをベースに、同社のTradeXpressTM調達ハブサービスを連携することで、発注から納品までの一貫した電子商取引のプロセスを実現し、全社にて本稼働を開始している。

キリングループ企業に対し、同様のシステム提案を共同で推進していく予定。

新購買情報システムは、キリンビールの本社、各支社・工場とサプライヤとをシームレスに繋ぎ、原材料、工場副資材・消耗品、事務用品など直接材・間接材を問わず広い範囲の商材を対象に電子調達サービスを実現したシステム。

また、購買担当者は、本システム上で商材のカタログページを閲覧することができ、サプライヤ側ではWebブラウザによる受注もできるなど、高い信頼性と高水準のサービスを提供する。

さらに人事異動情報の本システムユーザ管理情報への自動反映およびワークフロー機能の改善などにより、多段階の柔軟な承認機能を付加価値機能として実現した。

これまで他社で導入されてきた間接材購買のシステムは、直接材と異なり、サプライヤを一社に集約し価格削減メリットを享受するというコンセプトに従う場合が多く、一定の削減成果を挙げた反面、優良なサプライヤが離散したり、供給リスクが高くなったりするなどの課題を引き起こしている。

今回の新購買情報システムでは、サプライヤとの取引情報を把握、管理するための豊富な機能を持つSAPの購買管理ソリューションmySAPSRMTM(SupplierRelationshipManagement:仕入先との関係管理ソリューション)と、ASPとして提供し利用が容易であるTradeXpress.調達ハブサービスを組み合わせることにより、取引情報の可視化・分析による中長期的なコスト削減、多数のサプライヤとの取引維持による優良サプライヤ確保と供給リスクの低減の両立が可能になった。

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