東京応化工業（株）と長春石油化學股有限公司は、半導体と液晶ディスプレイ製造用材料を中国にて製造、販売する合弁会社の設立する。
中国では、半導体および液晶ディスプレイ分野での大規模な投資が行われ、その製造用材料は需要の大幅な拡大が見込まれており、新会社の設立により最適かつ効率的な生産、供給体制を構築する。
新会社は、半導体と液晶ディスプレイ分野でのフォトリソグラフィ工程で主として用いる高純度化学薬品の製造、販売を行う予定で、工場予定地の江蘇省常熟沿江工業区は、江蘇省常熟経済開発区にあり、上海の北西約95kmに位置し、蘇州、無錫、昆山、南通等の大中都市にも近く、立地面での優位。
新会社の概要
社名：長春応化(常熟)有限公司（CHANGCHUNTOK(CHANGSHU)CO. LTD.）
所在地：江蘇省常熟沿江工業区
資本金：730万米ドル（約8億円）
出資比率：東京応化工業株式会社51％長春石油化學股有限公司49％
代表者：董事長小峰孝（東京応化工業株式会社取締役兼執行役員営業本部長）
事業内容：半導体、液晶ディスプレイ製造用シンナー・フォトレジスト現像液の製造、販売
売上規模：約5億円（初年度計画）
面積：敷地面積約8 500㎡、延べ床面積約3 400㎡
設備投資：約10億円
生産開始2005年4月稼働予定
従業員数：13名（当初予定）
