（株）サンリツ（株）は、2005年3月期を初年度とする中期経営計画を策定した。
テーマ
『築き上げよう3つの未来』－Build3UP！－
・梱包で得た「顧客からの信用」という大切な財産を更に築き上げていく
・今までに新しく蒔いてきた種（包装技術・3PL・国際物流）を大きく育て、増進させていく
・この結果を『東証一部』を目指すという形で、グループ全体の存在価値を上げていく
経営ビジョン
・お客様「それぞれにとっての最適なサービス」を提供する
・未来志向の活力のある企業活動を明るく実践する
・成長し、変化し続ける企業としての価値向上を図る
・株主、顧客、従業員それぞれにとってのベストを追求する
目標経営指標（連結）
2006年度計画：売上高12 500百万円（2003年度見込11 000百万円）、経常利益700百万円（450百万円）
計画における主な方針
事業方針
①3PL事業の育成
3PLを当社における柱と位置付け、蓄積されたノウハウをもとに、更なる受注獲得を目指す。
②既存顧客の関連先に対する営業強化
顧客密着型事業展開の強みを活かし、全社一体による営業強化を図る。
③国際物流事業への注力
東京港での輸出入業務に本格参入し、国際物流事業の拡大を目指す。また、中国での事業展開を視野に入れた国際物流の強化を図る。
④営業体制の強化
営業体制を再編し、様々な顧客のニーズに対応できる体制づくりを目指す。また、IR・PR活動を強化し、幅広く認知されることを目指す。
開発方針
①包装開発等の強化
包装技術部での開発業務を、開発品の販売を行えるまでに強化し、売上・収益に貢献する事業として育成する。
②包装改善における付加価値の向上
適切な包装設計を立案し、顧客の包装費のコストダウン、品質向上をサポートする。
機能別方針
①人事制度
会社の業績と個人貢献度が連動する仕組みを構築し、モチベーションの向上を図る。
②財務
有利子負債の半減を図り、軌道修正による計画期間中の大型投資には、充分な検討を加え、積極的に取組む。
③情報システム
営業系システム、事務作業効率化システム、情報共有化システムを軸にITを推進し、業績の更なる向上を目指す。
④環境保全への対応
環境マネジメントシステムを導入し、環境負荷低減に貢献する。
⑤ISO9001認証取得部署拡大
ISO9001の認証取得部署拡大とともに、ISOの仕組みを全社展開することにより、更なる品質の強化と顧客ニーズの充足を図る。
