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NTTソフトウェア/iモードを利用した位置管理システム「びずもにTM」販売

2004年03月14日/未分類

NTTソフトウェア(株)は、iモード対応携帯電話とパソコンを利用して移動中の車両の位置情報を容易に管理可能とする、位置管理システム「びずもに」を4月1日より販売開始する。

最大の特徴は、車両の位置情報をサーバを使用せずにiモード対応携帯電話とパソコンのみで低コストかつ容易に管理可能とした点。

位置確認の対象となる車両に、小型GPS端末である(株)アイ・オー・データ機器の「ケータイサイトGPS(PDC-GPS)」を接続したiモード対応の携帯電話を搭載することにより、あらかじめ設定した通知設定場所を車両が通過するたびに、車両の位置が管理者側のパソコンにメールで送信され、パソコンの地図上に表示指定された車両のみが表示される仕組み。

また、管理者側のパソコンにユーザのメールアドレスを登録しておくと、車両の現在位置をユーザにメールで送信することも可能。

さらに、管理者側から管理対象である車両に、現在の位置情報をメールにて要求すると、車両の位置情報に基づいた地図上への表示ができスムーズな確認が可能となる。

「びずもに」では、(株)ゼンリンの地図データベースを利用しているため、道路地図から家枠まで表示され、さらに詳細な市街地図まで縮尺を自由に変更して見ることが可能。

具体的な利用ケーは、宅配運送サービスの事業者、介護施設の送迎バス、幼稚園・学校の送迎バスなどが挙げられる。

車両と管理者、ユーザ間のすべての通信が携帯電話のメールを利用して行われるため、通信コストを大幅に削減できるほか、専用の回線などが不要なため容易に導入できる。

また、ASP型サービスではないため、月々のサービス料の支払いもなく、低コストで導入でき、大がかりな仕組みは必要ないため、数台の車両しかない小規模事業者でも導入が可能で、今後発売されるGPS内蔵の携帯電話についても順次対応していく予定。

「びずもに」は、1ライセンスで合計50台までの車両に対応することができ、販売価格は1ライセンスにつき63万円(税込み)で、初年度はSIを含め5 000万円の売上を目標としている。

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