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NEC/RFIDを活用したソリューション事業強化

2004年03月14日/未分類

日本電気(株)は、RFIDを活用したソリューション事業を強化し、企業内の資産管理業務を効率化することのできる「資産管理ソリューション」の販売を開始した。

同時にRFIDの導入支援サービスおよびミドルウェア製品、トータルなRFIDソリューション提供体制を整備する。

管理対象となる資産(コンピュータ機器など)に資産番号・管理部門などの情報を記録したRFIDを貼付けて管理することにより、企業内における棚卸作業や機器の貸し出し管理の効率化・不正持ち出しの防止などを実現する「資産管理ソリューション」の提供する。

「資産管理ソリューション」価格は800万円から、今後3年間に100ユーザへの販売を見込んでいる。

今後、「資産管理ソリューション」に加えて、生産工程管理、物流管理、商品管理、リサイクル管理などの領域におけるソリューションを整備し、順次提供していく。

リーダで読み取ったRFIDタグや非接触ICカード等の情報を種々のユーザ業務に最適なデータ形式・内容に加工してアプリケーションと連携させることのできるミドルウェア製品「RFIDManager」を開発し、7月を目処に販売する。

「RFIDManager」の主な機能
・デバイス管理機能(異なるベンダのICタグやリーダ/ライタなどのデバイスを統合的に制御・監視する機能)
・イベント管理機能(ICタグ検出の通知間隔を制御するなど、必要な情報を適宜アプリケーションに通知する機能)
・タグID関連情報検索機能(ICタグ内の「タグID」データをもとに、ネットワーク経由で必要な情報をデータベースから呼び出すことなどを実現する機能)
「RFIDManager」の販売価格は100万円から。

ソリューションの提供に加え、RFID関連システムにおける(1)導入コンサルティング、(2)実証実験(環境測定、機器選定、運用検証など)、(3)システム構築、(4)運用・保守、などのサービスを行う「RFID活用ソリューション基盤サービス」を提供する。

今後、平成15年5月に設置した専任組織「RFID事業推進センター」を中核に、RFIDを活用したソリューションメニューを順次拡大するとともに、関連するミドルウェア製品やリーダ/ライタなどのデバイス機器等の販売も強化し、基幹系システムを含め2010年にグループ全体で2000億円の売上を見込んでいる。

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