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川鉄商事/中国・華東地区に2番目の鋼材加工センター設立

2004年03月14日/未分類

川鉄商事(株)は、華東地区として2番目となる鋼材加工センター「江蘇川電鋼板加工有限公司(仮称)」(以下:江蘇川電)を江蘇省江陰市にに設立する。

あわせて華東地区の鋼材需要の拡大に、浙江川電のプレス等の2次加工能力を高める設備増強を行う。

上海を中心とした華東地区では当初の予測を上回るスピードで鋼材需要が拡大し、新設の江蘇川電は、江蘇省の長江沿いの拡大する需要に対応する。

また、浙江川電はこのたびの設備増強により、上海・浙江省地区を中心に販売数量年間9万トン(2003年実績)から2005年以降に12万トン態勢と拡大する。

江蘇川電の立地は、華東地区における地理的要素から、需要の急増している江蘇省が最適であると判断し、同省江陰市の江陰経済開発区に設け、ことし12月稼動を予定しており、電磁鋼板・表面処理鋼板等の薄板類の加工・販売を中心に、稼動3年後の2008年には鋼材年間加工量5万トンを見込んでいる。

川鉄商事は華東地区の浙江川電、江蘇川電に加え、華北地区の「青島三庚川商精密加工有限公司」、華南地区の「東莞川電鋼板製品有限公司」と鋼材加工拠点を展開しており、シンガポール、台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、メキシコと合わせて海外で11ヵ所となる。

新鋼材加工センター「江蘇川電鋼板加工有限公司」の概要
英文社名:JIANGSUKAWADENSTEELPRODUCTSCO. LTD.
所在地:中華人民共和国江蘇省江陰市
設立:2004年3月予定
資本金4 500千米ドル(約5億円)
出資:川鉄商事100%
総投資額約10億円
社長:加藤尊也(海外市場開発部付)就任予定
従業員約90名
事業内容:電磁鋼板、表面処理鋼板等薄鋼板類の加工(スリット、レベラーシャー)、および販売
主要設備スリッター、レベラー等の加工設備など
加工能力4 000トン/月
加工量初年度(2005年)37 000トン/年の予定
稼動3年後(2008年)50 000トン/年を見込む

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