日本製粉（株）は、横浜市神奈川区での物流センタ－を建設する。
同社は、2002年4月からスタ－トした3ヶ年の中期経営計画「NewNippnWay」において、物流の効率化による収益構造の改善に取り組み、その一環として、首都圏に分散しているプレミックスやパスタなどの食品事業用倉庫を1か所に集約し、物流の効率化と管理の一元化を図る。
横浜市から神奈川区の出田町埠頭内用地を借り受けて、首都圏の食品事業用倉庫を集約し、「横浜物流センタ－」を建設する。
同物流センタ－は、製粉の主力工場である横浜工場に隣接しており、パスタを製造する厚木工場からも近い立地にあることから、これらの工場と連携した総合的な物流の再構築を目指す。
また、各種の輸入品目を大黒埠頭・本牧埠頭から搬入する際にも優れた立地となっている。
2004年度は、中期経営計画の最終年度となり、物流センタ－稼動によるコスト削減効果の寄与が、計画達成に向けた大きな弾みとなるもの期待されている。
物流センタ－の概要
名称：日本製粉株式会社横浜物流センタ－
所在地：横浜市神奈川区千若町3-1-9
敷地面積：約18 300㎡
倉庫面積：約11 500㎡（平屋建延床面積）
製品収容力：約5 000トン
建設費：約7億円
完成予定：2004年7月
