日本製粉／タイ・バンコク郊外に最新鋭プレミックス工場竣工

日本製粉は2月19日、タイ現地法人・NIPPN（タイランド）社のプレミックス工場が完成したと発表した。グロ－バルな多角的食品企業を目指す中期経営計画で、アジア地域における戦略の一環が完成した、としている。
タイでは日系加工食品メ－カ－をはじめとする顧客需要が堅調に増加し、高品質なプレミックスを安定供給するニ－ズが高まっており、バンコク郊外のナワナコン工業団地内に用地を取得、新会社NPT社を設立して新工場建設を進めていた。
タイなど東南アジア諸国は日本、世界の国々への食品の供給基地になっており、この地域の食品加工産業は今後一層の発展が見込まれる、としている。NPT社は市場拡大に合わせ、設立当初からR&D機能を持ち、顧客ニ－ズに迅速に応える販売体制を持つNFT社との連携を深め、同国内でのプレミックス事業を育成する。
■新工場の概要
会社名称：NIPPN（Thailand）Co.,Ltd.
所在地：101/115 Moo20 Phaholyothin Rd.,Klong Nueng,Klong Luang.Pathumthani12120,Thailand
資本金：2億バ－ツ（約7億円、日本製粉100％）
事業内容：タイ国、周辺国向けのプレミックス製品の製造・販売
生産能力：年間1万2000トン（月間1000トン）
敷地面積：15ライ（2万4000㎡）