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商船三井/新日鉄とブラジル鉱石輸送契約を締結

2004年03月21日/未分類

(株)商船三井は、新日本製鐵㈱と世界最大級の超大型鉄鉱石船による、長期輸送契約を締結しした。

これまでの鉄鉱石船は、18万トン~20万トンクラスのケープサイズが主流だったが、今回の新造船は30万トン超の大型船型で、世界最大級の鉄鉱石船。

効率的な大量輸送の実現で長期的に安定したサービスを提供することはもとより、コストパフォーマンスを高め、地球環境保全にも寄与する。

今後とも活発な荷動きが期待される鉄鋼原料輸送、成長著しいブラジルから鉄鉱石輸送の効率的輸送に関し、新日本製鐵と共同で検討してきた。

同社主要港である大分港と君津港の港湾能力を最大限に活用した船型を開発することにより、ブラジル/日本間の長距離シャトル輸送において競争力あるサービスを実現可能であるとの結論に達し、本契約の締結に至った。

今回の契約により、同社は日本船社としてはじめて、超大型(30万トン超)鉄鉱石専用船分野に新規に進出する。

新造鉄鉱石船の概要
造船会社:三井造船(株)
載貨重量:323 000トン
全長/全幅/喫水:340メートル/60メートル/21メートル

契約概要
開始時期:竣工(2007年後半)以降
契約内容:長期連続航海輸送契約
貨物:鉄鉱石
積地:ブラジル鉄鉱石主要積港
揚地:大分製鉄所・君津製鉄所など新日本製鐵主要製鉄所
輸送量:年間約140万トン

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