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安田倉庫/中期経営計画「CS・3キューブ」策定

2004年03月21日/未分類

安田倉庫(株)は、2004年4月から2007年3月までの3か年にわたるグループ中期経営計画「CS・3キューブ」(シーエス・スリーキューブ)を策定した。

新中期経営計画では、「信頼・創造・挑戦」という企業理念と下記経営理念に基づいて諸施設を推進することにより、真のCS(お客様満足度)向上と規模の拡大を実現し、2007年3月期において連結売上高300億円、連結経常利益30億円を達成することを目標とする。

企業理念・経営理念
(1)企業理念: 「信頼・創造・挑戦」
グループは、「お客様からの信頼を第一に、常に最善・最適のサービスを創造することで、たゆまぬ発展・成長に挑戦する」企業グループを目指す。

(2)経営理念: 「健全な企業活動を通じて、お客様、株主、従業員、地域社会の期待に応え豊かさと夢を実現する。」

キーワードにより、当社グループの企業ビジョンを明らかにする。
Y:Youth 若々しい企業
A:Ambition   目標に挑戦する企業
S:Satisfaction   お客様の満足を実現する企業
D:Design   提案力豊かな企業
A:Advance   永遠に発展する企業

中期経営計画の概要
基本目標
I. 真のCS向上を実現し、お客様に選ばれる企業グループになる
II. 物流を一括受託する企業グループとして競争力を付け、確固たる地位を築き、規模の拡大・ネームバリューアップを実現する
III. その結果として、3年後に連結売上高300億円、経常利益30億円を達成する

真のCS向上により3年後、連結売上高300億円、経常利益30億円を達成することの象徴として、本計画を「CS・3キューブ」と命名する。
3キューブとは3の3乗を意味する

目標達成に向けた戦略
目標の達成のため、本年4月からの3か年は当社の中核事業である物流事業部門で規模拡大を図る3年間とする。不動産事業部門は、この3年間を保有不動産の有効活用を中心とした開発準備期間と位置づけ、将来の発展の礎とする。

a.物流事業部門
(a)アウトソーシングニーズを積極的に取り込み物流一括受託を実現する
強みを生かせる業種にターゲットを絞り、アライアンスのネットワークを最大限利用して情報収集を図る一方、取引先の多面的な物流ニーズを確実に捕捉して大規模物流一括受託につなげる。
首都圏自社小口配送体制を強化・充実させると同時に、全国配送ではアライアンスのネットワークを確立する。一方、国際一貫物流へのチャレンジも推進する。

[物流施設拡充計画]
・2月19日開設の平和島営業所(約13,500m2)
・既存営業所の増床:沼南営業所(約6,600m2)、大黒営業所(約8,600m2)
・大阪地区での賃借物件による増床
・さらに次の3年間の成長を視野に入れた新規物流用地の取得を計画

(b)CS向上(=高品質・低コスト・高提案力)でお客様をつかんで離さない
高品質の物流サービスを提供するには、現場能力の向上と情報システムの強化が必須である。品質ISO9001を定着させるとともに、合理化支援のためのシステム対応・セキュリティ対策には積極的な投資を行う。また業務効率化を推進してコストダウンを図ると同時に、徹底的な顧客ニーズ把握により改善提案で提案力を高め、さらに環境ISO14001の認証取得など環境問題にも積極的に配慮していく。

b.不動産事業部門
(a)既存施設の高稼働率維持に努める
2003年中に竣工した守屋町C号ビル、第6安田ビルを安定稼働させるのはもとより、効果的なテナント対策により空室率の改善に努める。またプロパティマネジメントを実現し、CS向上と維持管理コストの削減を図る。
(b)保有不動産の開発計画を立案する(ただし業績寄与は2008年3月期以降の予定)
既存施設のS&Bも含め、周辺環境の変貌に応じ、本計画の次の3年間での事業化を視野に入れた開発計画を立案する。

c.その他の計画
(a)リスク管理及びコンプライアンス体制を強化・充実させる
(b)その他、諸制度・組織の改革を推進し、いっそうの経営体質強化を図る

 
 

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