東風汽車工業投資有限公司と日産自動車(株)との合弁会社であり、中国で第三位の自動車メーカーである東風汽車有限公司は、広州市花都区に乗用車の研究開発センターを新たに設立する。新研究開発センターへの総投資額は3億3 000万人民元(約4 000万米ドル、約46億円)を予定している。
新研究開発センターの操業開始は2005年末の予定で、グローバルに展開する日産の研究開発ネットワークにおいて、中国向け乗用車の開発をサポートする。
また、新研究開発センターは現在花都区にある東風汽車研究開発センター(2005年に新研究開発センターに移転予定)の機能を引き継ぐ。東風汽車の商用車向け研究開発センターは十堰にある。
20万平方メートルの規模を誇る新研究開発センターは、日産モデルの開発を世界規模で行う日本の日産テクニカルセンターと緊密に連携をとっていく。